マジシャンズデッドJAEPO公式大会に出てきました。
[JAEPO2017]「マジシャンズデッド」ステージで3月に実装予定の“ミセル・ピュラス”がお披露目。公式大会では熟練プレイヤーが激戦を繰り広げた – 4Gamer
結果は3位でした。現地やSNSで激励してくださりありがとうございました!
自身が大会中心の考えのため、やはり公式アナウンスがあることで「はじまる」感があります。
今回のルールが1本勝負の1ステージBAN制(禁止ステージを各チーム1つずつ指定してから抽選を行う)ということで、チーム練もそれにそった形で仕上げていく必要があります。
普段の野良が「無難にポイントを増やせれば良い」のに対して、
今大会は「1ステージに限り勝率0%でも構わないが、他は100%でなければならない」
もしくは「全ステージ無難に戦える上で大会中に相手の得意なステージを見極める」ことが求められると考えています。
プレイヤー同士が煮詰まった段階では後者の方が良いのですが、
ウェポンパックの選択肢を増やす時間が無い点と、1本勝負ということで対応力が求められない点から、私たちは前者プランで臨んでました。
更に本番直前で私がキャラを換えて、より尖らせた編成にしたりと
まあ要するに”割り切りクソチーム”ですね。
後衛寄りにキャラを換えたことで
せさみ&ないきゅんの前衛組の負担が増えるのは重々承知していたのですが
本番ではしょうもない被弾することもなく、よく耐えてくれたと思います。ありがたし。
練習でも普段のバーストより意見交換が多くなり1クレが濃厚になりますし
何より1回きりの本番を味わえるのが大会の醍醐味ですね。
以上、大会はいいぞのお話でした。
さて、今後も大会を開催して頂くには継続的にお金が入らないとダメなわけですが
現状のマジデはハイパー大人気コンテンツというには厳しい状態かと感じます。
パワーバランスもぼちぼち良いですし、やりこみがいがある良作であるとは思いながらも
それだけではダメなんでしょうね。
個人的に近年のゲーム界隈ではWeb上で、より多く広告して強力なプレイヤー分母つくったもん勝ちみたいな風潮を感じてます。
プレイしてる層&プレイした結果やめた層あたりはターゲット層全体の%でいうと稀な部類で、そもそもタイトルの名前すら聞いたことない層が圧倒的なのではないでしょうか。
となると、どのタイトルも全力で広報しなければならないのですが
お金は有限であり、どこかに対する労力を削いで確保しなければならないわけです。
割かれるリソースがゲーム内容だとは断言できないものの
ゲーム自体によりも広報に力を入れた方が儲かる可能性がある時代なのは悲しい話です。
また、自身含めてなのですが「勝てる(気持ちよくなれる)ゲームから出たがらない」というのも感じます。
例えば、私はぷよぷよに対するネガティブな感情は一切ありませんが、何もノウハウを知らない今から単身でコミュニティに入り情報収集し、そこそこ勝てるようになって、あわよくば大会入賞を目指すなどは一切思わないわけです。
TCGならTCG、FPSならFPSのようにある程度のジャンル間の壁があり、全く新しい画期的な仕様に対する風当たりが現状厳しいように感じます。
上記の2点をまとめて、1プレイヤーとして懸念しているのは
今後「薄いゲーム内容で似たり寄ったりの仕様のもの」ばかりしか登場しないのではないか、ということです。
マジデに限定するなら、ぼちぼち濃いゲーム内容をこのまま維持&発展させてもらい、次回大会を行える程度の人気度であることを期待しています。
あまり長く書き続けてもアレなのでこの辺で。大会おつかれさまでした!